徳島県は9日、新型コロナウイルスに感染した石井町の20代女性介護士が勤務する小松島市の高齢者グループホームの職員1人にPCR検査を行い、陰性だったと発表した。女性を除く職員17人と入所者17人の計34人全員の陰性が確認された。女性と同居している10代男性が通う徳島文理大も、8日に検査を受けた学生14人と教員1人が陰性だったと明らかにした。

 県は10代男性が4、6の両日に通学で利用したJRの時刻も公表した。大学の他に立ち寄り先はなく、教室では他の学生と間隔を空けて座り、一人で昼食を取った。列車内を含めて常時マスクを着けていた。5日の行動については「立ち寄り先はなかったと聞いている」(県健康づくり課)としている。

 県によると、20代女性は味覚障害が残っているものの、熱や嗅覚障害などの症状は回復した。10代男性は熱が下がって会話できるようになったものの、倦怠感が続いている。男性と同居している10代の妹は無症状だったが、頭痛があるという。

 徳島文理大では9日、学生17人と教員3人が検査を受けた。大学は10代男性と同じ授業に出席していた学生・教員が10日までに検査を受けられるよう調整している。