徳島駅伝を主催する徳島陸協、徳島県、徳島新聞社は、来年の第67回大会の日程を3日間から2日間に短縮することを決めた。新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中、例年2日目に走る阿北コース(徳島市―鳴門市―三好市)を取りやめ、選手やスタッフらの感染リスクを軽減する。9日、参加予定の各郡市代表者に説明文書を発送した。

 計画によると、1月3日に開会式、4日に南方コース(海陽町から那賀町を経由して徳島市)、5日に北方コース(三好市から徳島市)と閉会式を行う。開閉会式は参加者を限定する。

 日程短縮により移動や宿泊に伴う選手らの感染リスクを下げることができると判断。3月初旬から約3カ月部活動が休止され、練習できなかった中高生の負担軽減にも配慮した。

 区間割りなどの詳細は今後煮詰め、9月上旬の主催者会議で開催の可否を決める。同月中旬に郡市代表者説明会を開き、11月下旬に参加申し込みを締め切る予定。

 大会中止の判断基準も定めた。9月の主催者会議開催時に▽県の独自基準「とくしまアラート」の「感染観察強化」が発動されている▽県中学駅伝、県高校駅伝(いずれも11月に開催予定)が中止▽日本陸連から大会自粛要請が出ている―など5項目のいずれかが該当する場合は、近隣府県の感染状況も考慮した上で総合的に判断し、中止を決める。

 卯木英司大会長(徳島陸協会長)は「新春恒例の歴史ある大会を何とか開催できないか探るに当たり、選手やスタッフらの安全安心を第一に考え、日程を短縮することになった。今後の状況を注視しつつ最大限の安全対策に力を尽くし、準備を進めたい」と話した。

 徳島駅伝は毎年1月4~6日に行われ、南方、阿北、北方の3コースでたすきをつなぐ。1955年の第1回大会は1日のみ、第4回大会までは2日間の日程で開催。第5回以降は原則、3日間行われている。