9日の徳島県内は、梅雨前線や暖かく湿った空気の影響で大気の不安定な状態が続いた。10日も引き続き雨になるとみられ、徳島地方気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼び掛けている。

 気象台によると、5日午後4時の降り始めから9日午後4時までの雨量は▽那賀町木頭和無田359・0ミリ▽三好市東祖谷京上331・0ミリ▽上勝町福原旭185・5ミリ―など。10日に予想される1時間雨量は、いずれも多い所で北部30ミリ、南部30ミリ。

 県によると、午後2時半時点で国道193号の那賀町拝宮口付近や阿波市の千田潜水橋など5路線6カ所が山腹崩壊や冠水で通行止めになっている。三好市東祖谷の一部192世帯342人には午後3時に避難準備・高齢者等避難開始が出され、午後7時時点で2世帯3人が避難している。

 学校関係では那賀町の小中学校7校が臨時休校した。