木製のかかしを作り、展示している矢川さん=三好市池田町中西

 徳島県三好市池田町中西で祖谷そば店を営む矢川隆雄さん(72)が、手作りした木製のかかし73体を駐車場に展示している。JR土讃線の車窓からも眺められ、矢川さんは100体を目指して作り続けている。

 矢川さんは50年以上、林業に従事してきた。チェーンソーを扱う技術を生かし、住民に楽しんでもらおうと1月から木製かかし作りを始めた。近くには吉野川に架かる土讃線の橋もあり、2017年から運行している観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の乗客にほのぼのした雰囲気を味わってもらえればと考えた。

 保管していた市産のスギやヒノキの丸太などを材料に、1体当たり1~3日かけて作る。子どもから大人のサイズまでさまざまで、購入したジーンズやシャツを着せている。

 そば店の客や住民からは「かわいい」「子どもを連れてまた来たい」などの反応があり、写真愛好家も訪れているという。矢川さんは「地域の新たな名物にしたい」と意欲を見せている。

 そば店の営業は土日曜の午前11時~午後1時。