10日の徳島県内は、梅雨前線に向かって吹き込む暖かく湿った空気の影響で局地的に激しい雨が降った。11日も引き続き前線の活動は活発となる見込みで、予想される1時間雨量はいずれも多い所で北部30ミリ、南部40ミリ。徳島地方気象台は大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼び掛けている。

 県によると、午後10時時点で三好市西祖谷山村有瀬地区の38世帯65人に避難指示▽つるぎ町一宇全域で404世帯660人に避難勧告▽三好市東祖谷と西祖谷山村、山城町の計1346世帯2337人に避難準備・高齢者等避難開始―が出されている。三好市の東祖谷、山城町、池田町で計21世帯26人が避難している。

 剣山周辺の国道438号や美馬市の脇町潜水橋など10路線14カ所が通行止めになっているほか、那賀町拝宮口付近で国道193号が片側交互通行になっている。

 5日午後4時の降り始めから10日午後6時までの雨量は▽三好市東祖谷京上449・5ミリ▽那賀町木頭和無田417・0ミリ▽三好市池田町229・5ミリ―などとなっている。