明治大農学部の学生が佐那河内村内の農家に民泊し、農作業を体験する「ファームステイ研修」が5日、始まった。11日まで滞在し、露地スダチの収穫や選別などを行う。
学生8人が訪れ、村内の農家4軒に分かれて取り組んでいる。スダチ農家に民泊している2年の石内壮典さん(19)と沢村勇樹さん(19)は6日、指導を受けながら収穫作業に励んだ。2人は「農業がどのくらい大変なのか体感したい。田舎特有のコミュニティーを見るのも楽しみ」と話した。
明治大は生産現場の実態や農村ならではの慣習などを学ぶため、全国各地で農業研修を行っている。佐那河内村では11年目。