写真を拡大 うな重 松(3200円)。鰻は愛知や鹿児島、宮崎から仕入れている。

 鳴門市大津町で百年以上の歴史を刻む川魚問屋「堤淡水」。メインに取り扱うのは鰻で、活きのいいまま、もしくは捌いて白焼きにしたものを鰻料理店や寿司店へ卸している。その問屋にのれんを掲げたのが五代目の堤優智さん(29・鳴門市出身)だ。二十代と若手ながら、家業では8年間の修業を積んでいる。「ひたすら開いて焼いての練習。4年くらい経ったとき、ようやく客先へ卸す鰻を捌かせてもらえるようになりました」。現在、「つつみ」で提供する鰻は、捌くのも焼くのもすべて優智さんが担っている。

 鮮度を第一に考え、鰻は注文が入ってから腹開きにして焼くスタイルだ。ガス火でじっくり焼いた後に炭火でさっと焼き目をつける。途中で醤油やたまり醤油、白ザラメ糖などをブレンドした甘めのタレにくぐらせている。名脇役といえる白米は阿南市産のコシヒカリ。「いろいろ試した結果、鰻が引き立つあっさりめのお米にしました。それを神山町の湧き水で炊いています」。

写真を拡大 厨房から香ばしい匂いが漂ってくる店内。

 テーブルに運ばれたら、まずはその香ばしさにうっとり。頬張ればパリッとした皮、その下から現れるふわっとした身がたちまち幸せな気分にさせてくれる。うな重(2200円〜)には、うざく、吸い物、出汁巻き、大根の浅漬、ゼリーやクッキーがセットに。子ども用には鰻と出汁巻きを乗せたミニうな重(1500円)を用意している。持ち帰りの弁当(1800円〜)やうなぎ巻寿司(1日7本限定/800円)も好評だ。

 問屋の繁忙期となる7/15から8/1まで「つつみ」は休み。

メニュー
・うな重 竹(2200円)
・白焼き胡椒(2000円)
・お弁当一尾(2800円)        

 

住所=鳴門市大津町矢倉東堤98-1
088-686-2020
営業時間=11:00~LO14:00
予約電話は9:00~20:00
定休日=水曜、日曜休(7/15~8/1は休)

駐車場:あり
完全個室:なし
多機能トイレ:なし
座敷席:あり
Wi-Fi:なし
開店:2020年4月