始球式を終え、マウンドで笑顔を見せる阿波高3年の吉本りりかさん=12日、鳴門オロナミンC球場

 新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高校野球選手権徳島大会に代わる「県高校優勝野球大会」(県高野連主催)は12日、30校が参加して鳴門オロナミンC球場で開幕した。昨年9、10月に行われた県秋季大会以来の公式県大会とあって、試合を待ちわびていた球児たちははつらつとしたプレーを見せた。

 第1日は1回戦3試合が行われ、鳴門渦潮、徳島科学技術、徳島商の各校が2回戦に勝ち進んだ。大会は8月2日まで延べ9日間、同球場とJAアグリあなんスタジアムで熱戦を繰り広げる。

 球場では新型コロナ感染防止のため、選手らの検温やベンチ内の消毒を徹底。試合開始と終了のあいさつは声を出さずに黙礼で行った。開会式は行わず、試合は一般の観客を入れずに開催。保護者や控え部員ら一部関係者だけが観戦した。

 第1試合の開始前に行われた始球式では、県内唯一の女子部員で阿波高3年の吉本りりかさんが登板。男子と同じ練習をこなしてきた成果を発揮し、伸びのある直球を投げ込んだ。