昨年7月、剣山頂上ヒュッテ前を練り歩くみこし

 西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)で19日に予定されていた劔山本宮劔神社(徳島県美馬市木屋平川上)のみこし渡御が、新型コロナウイルスの影響で中止になった。例祭は例年通り17日に行われる。

 みこし渡御は、ご神体の入ったみこしを担いだ白装束の信者らが頂上三角点を目指して練り歩く。2011年までは例祭日に行われていたが、担ぎ手が減ったため翌12年から例祭日以降の最初の日曜に行われるようになった。

 見物客や担ぎ手が密集するため感染拡大の恐れがあり、氏子でつくる先達会や神社などが話し合って中止を決めた。19日が晴天なら先達がご神体を背負って山頂まで運び、神事を行う。雨天時は神社で。

 松村浩明宮司は「渡御の準備を進めていたが残念。来年につなげる努力をしたい」と話した。