米軍が2015年5月に公表した、南沙(英語名スプラトリー)諸島のミスチーフ礁の画像(ロイター=共同)

 【北京共同】中国外務省の趙立堅副報道局長は14日の記者会見で、ポンペオ米国務長官が南シナ海での中国の主権主張を否定したことに対し「中国の南シナ海での領土主権と海洋権益は十分な歴史と法理に基づいており、国際法にも合致している」と猛反発した。

 南シナ海情勢の緊張が高まるのは必至で、新型コロナや香港問題で激化した米中対立は一層深まった。中国は独自の境界線「九段線」を引き、南シナ海のほぼ全域で領有権と管轄権を主張している。引き続き軍事拠点化を推し進め、実効支配を強める構えだ。

 趙氏は「米国が地域の平和と安定の破壊者で、面倒を起こしているのは明らかだ」と批判した。