創部メンバー8人が入学し、本格始動した四国大女子7人制ラグビー部=四国大

 四国大(徳島市応神町)の女子7人制ラグビー部に今春、初の部員となる全国の有力選手8人が入り、本格的に活動を始めた。24日に山中一剛監督と選手らが同大で会見を開き、「大学日本一を目指す」と抱負を語った。

 4人が所属していた石見智翠館高(島根)は2016年の全国高校選抜女子セブンズ大会で優勝、17年は3位だった。他の選手も関西や東海、四国などの地区選抜に選ばれ、全国大会を経験している。松重和美学長らと共に会見した井上藍主将は「日本女子大会で日本一になることが目標」と決意を述べた。

 チーム名は徳島県の鳥・シラサギの英名にちなんで「セブン・イーグレッツ」とした。「Strong&Beauty(強くて美しい魅力ある女性)」をテーマに活動していく。

 女子7人制ラグビー部は昨年4月に発足し、選手獲得を進めていた。今後は週5、6日の約2時間、徳島市川内町鶴島の四国大しらさぎ球技場で練習する。山中監督は「今年は個人のスキルアップのための体づくりをする。創部の8人が4年時には日本のトップ4を目指し、大学では頂点に立ちたい」と話した。

 5月12日に、しらさぎ球技場で三重のクラブチームPEARLSとチャレンジマッチを行い、6月には初の公式戦に臨む。