日没後に確認できたネオワイズ彗星=16日午後8時40分(海陽町大里から撮影)

 天文愛好家でつくる徳島海南天文台(徳島県海陽町)の丸岡一洋さん(61)=同町大里=が、3月に見つかった新しい彗星「ネオワイズ彗星」の撮影に成功した。「梅雨空が続く中で観測できて幸運だった」と話している。

 丸岡さんは悪天候だった16日午後8時20分ごろ、北北西の空に現れた雲の晴れ間に気付いた。慌てて自宅の敷地内にカメラをセットして撮影を始め、午後9時まで30分ほど観測した。

 国立天文台のホームページによると、ネオワイズ彗星は赤外線探査衛星「ネオワイズ」が3月に発見した。7月4日に太陽に最接近して活動のピークを迎え、肉眼で確認できる明るさになっている。次に太陽に近づくのは5千年以上先とみられる。

 阿南市科学センターによると、彗星は日ごとに暗くなる。今後数日間は双眼鏡を使えば、午後8~9時ごろに北西の低空で観測できる。