4月22日、徳島ヴォルティスのホーム讃岐戦は、照りつける日差しとの戦いでもありました。暑かった。15日のアウェー岐阜戦は風が強くて肌寒かったのに、わずか1週間で気温は急上昇。5月3日のホーム愛媛戦「四国ダービー」は晴れたものの風が強かったので、それほど暑くはなかったのですが、そろそろ対策をしなければ。熱中症予防の注意点を取材してきました。先輩サポーターの皆さん、快適に元気に観戦するための暑さ対策を教えてください!
熱中症の心配なんて早いと思っていませんか?体が暑さに慣れていない時期に気温が急上昇すると、熱中症になりやすいそうなので注意が必要です。徳島県健康増進課に熱中症予防について聞きました。
〈熱中症に気をつけてほしい天候〉
◆気温・湿度が高い
◆風が弱い
◆急に暑くなった
【熱中症の発生しやすさをわかりやすく】
環境省『熱中症予防情報サイト』では、熱中症の発生しやすさを示す「暑さ指数」を発表しています。①湿度 ②周辺の熱環境 ③気温による指標で、気温と同じ℃で表示されます。暑さ指数21℃以上から水分補給などを心掛けてほしいとのこと。徳島県内は8地点で、3時間ごとに予測値が発表されるので野外で過ごす場合などは参考にしてください。
〈特に気をつけてほしい人〉
◆幼児・高齢者(体温調節機能が不十分)
◆体調が悪い人
◆暑さに慣れていない人
〈熱中症を予防するには〉
◆直射日光を避ける(帽子・日傘を使用、日陰に入る)
◆水分をこまめに(スポーツドリンクや経口補水液をこまめに飲んで)
※夏のスポーツ観戦ではビールがおいしい!という人もいるかもしれません。ですが、アルコールには利尿作用があるので脱水症状を起こしやすいので要注意。
◆首などを冷やすと効果的
〈熱中症の症状と対処〉
◆めまいや立ちくらみ、筋肉痛、大量の汗などが初期症状。頭痛、吐き気、体のだるさを感じることもあります。
涼しい場所へ移動し、首やわきの下、太ももの付け根などを冷やしましょう。自力で飲み物を飲むことができる場合は、スポーツドリンクや経口補水液で水分を補給します。
◆重症化すると、意識がなくなったりけいれんが起きたりします。
呼び掛けに返答できなかったり返答がおかしかったりするときは救急車を呼びましょう。
★先輩サポーターおすすめ 暑さ対策★
ツイッターを通じて先輩サポーターから寄せられた、スタジアムでの暑さ対策をまとめました。(ポカスタ=鳴門ポカリスエットスタジアム)
◇暑さの証言◇
◆去年、ポカスタにはじめて行ったとき、徳島の暑さにやられてスタグル(スタジアムグルメ)もなにも食べられなかったことが懐かしい
※暑さ対策をしっかりしないとつらそうですね /記者(サポーター見習い)
◆必ず、ご飯を食べる!食べてないとフラフラした経験あり
◇日陰を求めて◇
◆ピッチ内アップが始まるまでの間、できる限り日陰でいる。ハーフタイムも。日陰がないスタジアムであれば、日傘を使うかな?レジャーシート等を使い、日陰でゆっくり涼む。
◆ポカスタのメインスタンドの入場待機列だと常に日が当たってるので日傘必須
◆日中暑いときは日陰で観戦する
【席種に関するお役立ち情報が寄せられました】
◆観戦場所を選ぶのも重要(13~16時開催の場合)
メインスタンドA自由席なら中央寄りを選ぶと時間によっては日陰になって見やすいです。背中に西日があたるようになります。
バクスタ(バックスタンド)は屋根があるけど、とにかく西日に注意です。昼間はすっぽりと陰になってたはずなのに、時間がたつにつれ、西日が容赦なく差し込んできます。上段2~3段位までは大丈夫だと思いますが、油断してるとものすごく日焼けしてしまいます。
ゴール裏(ホーム自由席)…お日さまサンサンなので帽子等対策が必要です
※席種と試合の見え方に関する記事はこちら
◇帽子・衣類◇
◆首の後ろもカバーする帽子をかぶる
◆日なたに座るときは綿の長袖着用、日陰や夜は半袖でいると、風があるポカスタでは涼しい。 首や頭にタオマフ(タオルマフラー)を巻くだけでも少し暑さが和らぐ場合もあるよ\(^-^)/
◆スポーツインナーを着用。 肌の露出を控える
◆帽子・サングラス・日焼け予防の服(アームウォーマーやフードパーカーなど)・スタジアムによって日傘・レジャーシート→日焼け予防が暑さや熱中症対策にもなる
※日焼け対策記事はこちら
◆着替えを用意する
◆メッシュやタオル生地の帽子とか、タオルを濡らして頭に巻く。陽射しも防げるし、涼しい。応援でいっぱい汗かいても大丈夫なように着替えは上から下まで全て持参します
◇首すじを冷やす◇
◆タオマフは中央を濡らして首にかける(首の後ろ辺りだけ濡れてる)
◆首の後ろに冷却シートを貼ってます(日焼け防止のためにネックカバーをつけてるから隠れる)
◇冷たい食べ物・飲み物◇
◆売店のアイスを食べる
◆凍らせたフルーツをスタジアムに持参
◆こまめな水分補給
◆水分をしっかり摂る
◆スポーツドリンクなどペットボトルを凍らせて持参する(飲むのはもちろん、タオマフに包んで首冷やしたり、ペットボトルを肌にあてたり)
◆凍らせたペットボトルのジュースなどに濡らしたタオルを巻いて持っていきます。濡れタオルで冷やしたり、ジュースも試合が始まるころには溶けてのみごろになってます
◆熱中症予防にスポーツドリンクは多めに用意。 ハーフタイムは売店も混雑して買えない・自販機も売り切れの時もあるので必ず事前に。
◇あると便利!グッズ◇
◆保冷バック&保冷剤は飲み物を冷やしておくだけじゃなく、顔や首回りを冷やすことができる。 保冷剤を凍らすのを忘れた場合は、コンビニで凍っているドリンクを買えば代用できる。(コップに入っている氷を買うときもある)
◆ごみ袋は雨の時に使えて便利なんやけど、汗で濡れた着替えやタオルを放り込んで持って帰れるので晴れてても必需品
※雨の日は荷物をすっぽり入れられるごみ袋(記事はこちら)。先輩サポーター推奨の破れにくい丈夫なごみ袋は、常に観戦バッグに入れています/記者(サポーター見習い)
◇オフィシャルグッズでも◇
◆ヴォルタくんとティスちゃんのカワイイうちわでソヨソヨ〜(写真付き)
※暑さ対策もできてかわいい…ほしいです /記者(マスコットストーカー)
◇上級編:応援に熱中する◇
◆基本は帽子着用だけど、応援に夢中になるのが一番の暑さ対策だったりするよね
◆暑さには応援の熱さで対抗
◆アツすぎる応援に暑さ対策なんていらん(`・ω・´)
◆暑さを受け入れる