香ばしい匂いが漂う調理場で手際よく焼き上げられるウナギ=徳島市北田宮2のうな久

 土用の丑(うし)の日の21日、徳島県内のウナギ料理店はかば焼きづくりに追われた。

 徳島市北田宮2の「うな久」では、早朝から県産ウナギ約400人分の仕込みを始めた。串に刺したウナギを炭火にかけ、たれを付けて手際よく焼き上げると香ばしい匂いが広がった。

 店には事前に予約していた客が次々と訪れ、予約の電話が相次いだ。例年は土用の丑の日のみ持ち帰りに対応しているが、今年は新型コロナウイルス対策として店内が持ち帰り客で混雑するのを避けるため、20~22日の3日間に増やした。

 店によると、ウナギの仕入れ値は昨年と同じぐらいで高め。通常より大きい規格を使った昨年のかば焼きは一人前3800円だったが、今年は通常の規格を用いているため3300円としている。

 かば焼き2人前を買った同市の女性(37)は「いつもは食べに行くけど、今年はコロナであまり出掛けられない。元気を付けて夏を乗り切りたい」と話した。