願い事を書いた札をキュウリに詰める檀家=阿南市新野町の善修寺

 土用の丑(うし)の日の21日、徳島県阿南市新野町東谷の善修寺で無病息災を祈る「キュウリ加持祈祷」があり、参拝者約50人が健康などを願った。

 「家内安全」など参拝者の願い事、治したい病名などを檀家が紙の札に書き入れて小さく折り畳み、キュウリに穴を開けて詰め込んだ。広瀬善教住職(77)が約50本を観音堂に祭り、祈祷した。8月2日の丑の日にも同じ儀式を行う。広瀬住職は「伝統的な行事なのでこれからも続けたい」と話した。

 キュウリ加持祈祷は、弘法大師が村人の病気をキュウリの中に封じ込めて治したという言い伝えに由来する。