花を付けたアオノリュウゼツラン=阿波市土成町郡

 40年前後に1度しか咲かないとされる植物「アオノリュウゼツラン」が、徳島県阿波市土成町郡の会社員稲井正敏さん(60)方の庭で開花した。近所の人や通行人が珍しそうに眺めている。

 県立博物館によると、アオノリュウゼツランはメキシコ原産で、高く伸びる茎やアロエに似た肉厚の葉が特徴。葉の形から「アメリカンアロエ」とも呼ばれる。枝の先に無数の淡黄色の花を付け、1カ月ほどで枯れるという。

 アオノリュウゼツランは稲井さんの祖父の代から裏庭に植わっている。6月ごろ、根元から茎が急に伸び、高さ約4メートルに成長。7月中旬に下のつぼみから順に開いた。垣根より高い所で花を付けた姿に、近所の人からは「ごっついもんが咲いとるな」と電話が相次いだ。

 稲井さんは「急に伸び始めた時はびっくりした。子どもの頃から庭で見てきたが、ここまで成長したのは初めて」と話している。