徳島県庁

 徳島県南部県民局は22日、1月に阿南市の80代女性から提出された「肝がん・重度肝硬変入院医療費助成」の申請書類の原本を誤って廃棄したと発表した。女性は交付条件を満たさず助成対象外だったものの、審査結果は伝わっていなかった。

 県によると、1月23日に男性職員が受理した。6月に別の職員が助成関連の前年度実績などをまとめる中で、申請書や診断書のコピーしかなく、助成対象外とする審査結果の記載がないのに気付いた。申請書などは原則5年間保存している。

 男性職員が4月の異動前に不要な書類と共に裁断機に入れた可能性が高い。県民局は女性の息子に対し、助成対象外と説明し、原本の廃棄を謝罪した。

 県民局は「複数の職員で事務処理を点検するなど再発防止に努めたい」としている。