徳島ひょうたん島水都祭のチラシの一部

徳島ひょうたん島水都祭のチラシの一部

 水都・徳島市の魅力を発信するイベント「徳島ひょうたん島水都祭2017」(実行委主催)が、同市の藍場浜公園一帯で開かれる。16~18日の予定だったが、実行委は台風18号による悪天候が予想されるとして16日のイベント中止をホームページ( http://www.hisuisai.com/ )で発表した。

 17、18日の開催については各日の午前6時にホームページで発表するとしている。

 用意されているイベントは、水上スポーツ「SUP(スタンド・アップ・パドルボード)」のレースなど、川を舞台にした多彩な体験型。

 SUPのレースは「SUPマラソン」と銘打ち、最終日のメインイベントとして行う。新町橋付近を発着点に、ひょうたん島を1周する速さを競う。実行委は最大100人の参加を見込んでいる。

 川に浮かべた長さ約50メートルのござの上を走り、タイムを競う恒例の「水上ゴザ走り選手権」は17日に実施される。同日は約2千発の打ち上げ花火もある。

 初日は阿波藍をPRするイベント「とくしま藍サミット」(実行委主催)も開かれることになっている(台風のため、会場を藍場浜講演から東新町商店街コルネの泉付近に変更)。

 期間中、会場の飲食スペース「とくしま食楽市」には県内外の約30店舗が出店。特設ステージでは、ストリートダンスコンテストや、多彩な音楽ライブなども行われる。

 水都祭実行委の堀江健副委員長は「街中を流れる川でのSUPのレースは全国的にも珍しい。水都の魅力や景観美を県内外にアピールするレースとして盛り上げたい」と話している。

 SUPマラソンと水上ゴザ走り選手権、藍染体験への参加はいずれも有料で、事前の申し込みが必要。問い合わせは実行委事務局<電088(625)2110>。

◆花火の17日、会場周辺車両通行止め

 徳島東署は17日午後7時半~9時半、ひょうたん島水都祭の会場周辺の道路を車両通行止めにする。打ち上げ花火が行われ、混雑が予想されるため。

 規制区間は▽春日橋北詰交差点(徳島市藍場町1)から西船場町2交差点(西船場町2)までの135メートル▽あわぎんホール北東角交差点(藍場町2)から日成ラック・パーキング(南出来島町1)までの130メートル-など。

 このほか、元町交差点(元町1)からあわぎんホール北東角交差点までの間に設置されている歩道橋5基も午後7時半~9時、通行禁止となる。