土砂崩れが起きた現場=25日午後6時20分ごろ、海陽町大井

 25日の徳島県内は前線や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、未明から昼前にかけて断続的に激しい雨が降った。海陽町では午後2時半ごろ、同町大井の町道北岸線で土砂崩れがあり、倒木が電柱や電線に接触して周辺約400戸が約2時間停電した。

 徳島地方気象台によると、降り始めの24日午前7時から25日午後4時までの雨量は▽三好市東祖谷京上234・5ミリ▽那賀町木頭和無田232ミリ▽上勝町福原旭119ミリ▽海陽町99ミリ―などとなっている。

 四国電力送配電徳島支社によると、三好市三野町太刀野山の約200戸も一時停電した。JR四国は、始発から運転を見合わせていた土讃線の阿波池田―高知駅間の特急と、阿波池田―土佐山田駅の普通列車の運行を午後1時までにそれぞれ再開した。

 三好市では計6世帯9人、那賀町では1世帯2人が避難していたが、午後4時までにいずれも帰宅した。

 26日も局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込み。午後6時までの24時間雨量は多い所で北部150ミリ、南部180ミリと予想されている。