藍の魅力について語るパネリストら=徳島市の東新町商店街

 阿波藍をPRするイベント「とくしま藍サミット2017」(実行委主催)が16日、徳島市の東新町商店街であった。トークイベントでは、東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムを手掛けたデザイナーの野老(ところ)朝雄さん=東京都=ら5人が藍の魅力などについて語り、約200人が耳を傾けた。

 野老さんは、デザインする模様に多様性や調和といった思いを込めていることを語った上で、「スポーツには日本の伝統的な色であるジャパンブルーが合う。この色が本当に好きだ」と述べた。

 食用藍の販売などを手掛けている近藤ルミさん=徳島市=は、藍の健康への効能などを紹介。藍染のサーフボードを作った永原レキさん=海陽町=は、若い世代に徳島や藍の魅力を伝える取り組みなどを話した。

 徳島市の会社員米澤貴子さん(47)は「染め物のイメージしかなかった藍にさまざまな用途があることを知って、可能性と広がりを感じた」と話した。

 会場では藍染の体験コーナーをはじめ、食用藍を使った茶や藍染製品の販売ブースも設けられた。