市民オンブズマン徳島は28日、衆院議員の福山守氏(比例四国)が代表を務める自民党徳島県衆院比例区第1支部の寄付行為を巡り、福山氏と会計責任者が公職選挙法違反と政治資金規正法違反の両罪に当たるとして徳島地検に告発状を提出した。地検は内容を精査し、受理するかを決める。

 告発状によると、第1支部は2018年11月3日、福山氏の次男博史氏に300万円を寄付しながら、政治資金収支報告書への記載をしなかった。17年10月5日には、徳島市八万町宮ノ谷の「銅ノ鳥居八幡神社」に2万円を寄付したとしている。

 第1支部によると、300万円は18年11月13日、第1支部から博史氏が代表を務める自民党徳島市・名東郡第6支部に寄付された。博史氏は19年4月の県議選で初当選した際、選挙運動費収支報告書に第1支部から300万円の寄付を18年11月3日に受けたと記載していた。報告書は20年4月1日、「自己資金」と修正された。神社への2万円は「衆院選で事務所開きをした際の神事の費用」とし、寄付に当たらないと説明している。

 第1支部は「(博史氏の)書類に記載ミスがあった。政党支部から支部への寄付で問題はない」としている。

 県選管によると、公職選挙法と政治資金規正法では政党支部間の寄付は禁止されていない。