徳島県庁

 徳島県は29日、男女7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。7人は▽徳島駅クレメントプラザ地下1階にある物産店の50代女性店員と、同居する娘の10代女性会社員▽県内の会社に勤める50代男性と、同僚の40代男性2人▽20代男性▽40代男性。いずれも同日時点で感染経路は不明。県内で感染が確認されたのは6日連続で、新規感染の1日当たりの発表数としては最多となった。感染者は累計23人。

 県によると、50代女性は徳島市在住。23日正午から午後8時までと24日午前10時から午後7時まで、徳島駅クレメントプラザ地下1階の物産店「のもん徳島」と、4階の臨時販売ブースで接客した。バイクで通勤しており、仕事中はマスクを着用していた。県は来店客に濃厚接触者はいないとみている。店は消毒を行い、29日は臨時休業した。

 50代女性は24日夜に37度台の発熱やせき、頭痛があり、25日に38度台の発熱、喉の痛みが出て、県内の医療機関を受診。27日に吐き気があり同じ医療機関を再び受診した。28日にPCR検査を受けて陽性と判明。29日に県内の感染症指定医療機関に入院した。勤務先以外の立ち寄り先はない。

 県は同居の家族2人が濃厚接触者とみて検査した結果、10代女性の感染が確認された。27日に頭痛や全身倦怠感があり、28日には38度台の熱が出た。25日以降自宅で過ごしていた。別の同居家族は陰性だった。

 50代男性も徳島市在住で、21日に37・8度の発熱があり、21、25、27日に医療機関を受診。28日に検査の結果、感染が確認され、29日に入院した。

 20、22、27日に自家用車で出勤。デスクワークが中心で勤務中はマスクをしていた。勤務先以外の立ち寄り先はない。陽性が判明した同僚の2人以外にも同じフロアで働く同僚がおり、今後、検査を行う。

 50代男性と同居する家族1人は陰性だった。25日に県外から男性宅を訪れ、既に徳島を離れた親戚1人も濃厚接触者とみられる。

 50代男性の同僚2人と、20代と40代の男性2人の行動歴などは調査中。