徳島県庁

 新型コロナウイルスの感染が判明した50代女性店員が働いていた徳島駅クレメントプラザの物産店「のもん徳島」は29日、当面の間休業することを決めた。

 店舗がある地下1階フロアの一角はベルト式パーティションで囲われ、商品には布が掛けられたままひっそりとしていた。同店によると、レジに飛沫飛散防止シートを張ったり、買い物かごなどのアルコール消毒と清掃を徹底したりと、感染症対策に気を使っていたという。

 徳島県は、女性店員の同僚にもPCR検査をする方向で調整を進めている。対象人数や実施する日時は公表していない。店によると、女性は24日夜の発熱後は出勤しておらず、「来店客に安心してもらえるよう、店員の陰性を確認してから営業を再開したい」としている。

 徳島駅前でバスを待っていた同市内の女性パート従業員(69)は「県内でも感染経路が不明な事例が増えており、どこでうつってもおかしくない。一人一人が気を付けるしかない」と語った。