5月13日に報道陣に公開された軽症者・無症状者の療養用に借り上げたホテルの個室=徳島市の東横イン徳島駅眉山口

 徳島県は、新型コロナウイルス感染拡大に備えて今月末まで借り上げているホテル「東横イン徳島駅眉山口」(徳島市)の契約期間を10月末まで延長する。国は軽症・無症状者用の療養施設を常に確保するよう都道府県に求めており、その方針に従った。

 県によると、5月8日に利用を始めてから今月28日までに、医師や看護師、病院の事務職員ら医療関係者計41人が利用した。宿泊だけでなく、対応した患者のPCR検査の結果が出るまで待機するなど、短時間の滞在もあった。

 健康観察のため、有料で滞在した県外からの帰省者は7人。このうち、里帰り出産を希望する妊婦1人が4泊滞在した。利用料金は1泊3千円(食事代は別)で、7人の負担額は計18万9千円だった。

 県はホテルを一日118万円で借りており、延長分の費用は1億929万円。陽性患者が収容されるまでは、引き続き医療関係者と帰省者に利用してもらう。