徳島市役所

 徳島市職員が2019年度に外部から受けた要望や苦情などのうち、市が6件を「不当な要望・要求」と判断したことが31日、分かった。市議からの働き掛けで不当とした事例はなかった。私立認定こども園・保育園の施設整備に関する補助事業を巡り、市議会4会派が今年6月末、市議による過度な介入がなかったかどうかを調べるよう内藤佐和子市長に申し入れた件については、市が現在、全部局で再調査している。

 市によると、19年4月に施行した「市政における要望等に対する公正な職務の執行の確保に関する条例」に基づき、19年度は個人や団体、市議らから受けた要望や相談、依頼、苦情に対する「要望等記録票」を6357件作った。市議や県議ら議員からの要望などは737件あった。

 このうち▽戸籍の交付申請手続きを巡り職員に土下座を要求▽電話で市長の祝電を求め、断ると暴言を繰り返した―などの6件を不当とした。