トノサマガエルのお尻の穴から脱出するマメガムシ(杉浦真治神戸大准教授提供)

 水田にすむ体長5ミリほどの昆虫マメガムシは、天敵のカエルに丸のみされても硬い羽で消化液から体を守りながら長い消化管の中を泳ぎ切り、お尻の穴からするりと脱出できることを発見したと、神戸大の杉浦真治准教授が3日付の国際科学誌カレントバイオロジーに発表した。

 カエルのお尻の穴は括約筋で固く閉ざされ、マメガムシが自力でこじ開けるのは困難だ。杉浦准教授は「直腸にたどり着くと内部から刺激し、排便を促しているのではないか」とみている。

 トノサマガエルに食べさせる実験では15匹中14匹が生還。えさの排出には平均50時間かかるが、マメガムシは6分~3時間半で出てきた。