英国のフォックス元国際貿易相=2019年7月、ロンドン(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英与党保守党が圧勝した昨年12月の総選挙を前に、ロシアの複数のハッカーが英政府の機密資料をフォックス元国際貿易相の電子メールから窃取した疑いが浮上した。ロイター通信などが3日、一斉に報じた。ハッカーの身元は明らかにされていないが、ロシア政府の関与を示す形跡があるという。

 ラーブ英外相は7月、ロシアの関係者が英総選挙への介入を狙った疑いがあると指摘していた。捜査機関が関連を調べている。

 盗まれたのは米国との貿易協定交渉の関連資料で、昨年12月の英総選挙前にロシアの発信元からソーシャルメディア上に投稿されていた。