徳島県庁

 徳島県は4日、新型コロナウイルス感染が3日に確認された20代女性2人(29、30例目)の行動歴などを公表。29例目の女性は東京都在住の飲食店従業員で、徳島保健所管内に滞在中。30例目の女性は鳴門市在住のアルバイトと明らかにした。2人とも県内の感染症指定医療機関に入院した。

 県によると、29例目の女性は、勤務先の関係会社を訪問するため2日に来県。勤務先の指示で県内の民間検査会社でPCR検査を受け陽性だったため、同日、帰国者・接触者相談センターに相談。3日に保健製薬環境センターの検査で感染が確認された。症状はない。県は都内で感染したとみている。

 女性は2日、品川駅午前6時発の新幹線のぞみ79号に乗り、8時半に新神戸駅に到着。9時発のJR四国バス・阿波エクスプレス号で11時8分に徳島駅に着いた。駅からは関係会社が用意した車で会社の施設に移動。移動中はマスクを着用しており、濃厚接触者はいないという。

 30例目の女性は7月29日にせきや頭痛、悪寒の症状があり、30日に37・5度の発熱や全身の倦怠感、味覚障害が現れた。31日には嗅覚障害が出た。8月1日に熱が下がりせきが治まったものの、2日に医療機関を受診し、帰国者・接触者相談センターに相談。3日に検査で陽性と判定された。

 7月27~30日と8月1日に県内の小売店や飲食店でアルバイトした。通勤には自家用車を利用し、勤務中はマスクを着用していた。感染経路を調査中で、県は同居の家族2人と親戚6人の計8人を濃厚接触者とみて、検査を実施する。

 県はこのほか、県内8例目の感染者となった徳島文理大に通う石井町の10代男性が4日、県内の感染症指定医療機関を退院したと発表した。