総務省が22日公開した2016年分の政党交付金使途等報告書によると、自民、民進両党の徳島県連と各選挙区支部への交付金(収入)は、自民が1億180万円、民進が4931万円で自民が4年連続で民進(旧民主)を上回った。16年7月に参院選があったため、両党の交付金、支出はともに前年を上回った。

 自民は前年に比べて収入が3250万円、支出は3437万円増えた。交付金を受け取ったのは県連と衆院第1、第2選挙区支部、衆院比例区第1支部、参院選挙区第1、第2支部。

 民進は県連と衆院第1区総支部が交付金を受け取った。前年に比べて収入は2508万円、支出は1716万円増えた。

 社民党県連は収入が176万円、支出は188万円。徳島維新の会(日本維新の会県総支部)は収入が360万円、支出が229万円だった。

 交付金を上回る支出があった支部は、基金を取り崩して充当した。