8月末で閉店するそごう徳島店=徳島市寺島本町西1

 徳島市のアミコビルにある大手書店「紀伊國屋書店徳島店」が、そごう徳島店閉店後の9月1日以降も営業を継続することが4日、分かった。一方、洋菓子店の「イルローザ」と衣料品の「ラコステ」は、8月末で閉店すると明らかにした。

 紀伊國屋書店本社(東京)は、徳島新聞の取材に対し「徳島店は2001年に開業してから19年の歴史がある。長年親しんでいただいているお客さまの期待に応えたい」と説明した。ビル8階の徳島店の店頭に営業継続を知らせる文章を掲示したほか、徳島店の公式ツイッターでも報告した。

 徳島駅前に来たら必ず徳島店に立ち寄るという同市の無職男性(61)は「蔵書が豊富で、店内を見て回るだけで楽しい。残ってくれるのはありがたい」と喜んだ。

 一方、カフェを併設した洋菓子店を経営するイルローザは「後継テナントに関する情報が入らず、見通しがつかない」とした。1階の衣料ブランド・ラコステは、閉店する意向を会員登録者にはダイレクトメールで通知したという。

 そごう徳島店閉店まで1カ月を切る中、今後の方針が未定のテナントも少なくない。生活雑貨の「無印良品」の担当者は「現在もビルの運営側と出店に関する交渉を続けている」とだけ話した。