25日は、前日四国沖を通過した前線を伴う低気圧の影響で午前中は雨も残り、通過後の吹き返しの北風が終日強く吹いていた。そのためか、徳島港周辺で釣れていた20センチ前後のイワシを狙う人も少なく、また、釣り人がいてもイワシの回遊もなかったようだ。今週末は天候も回復する予報なので、好釣果に期待したい。
[磯]<大島>25日、北風が強く、また前日の波が残り釣り場は裏回りだけに限られた。水温15・8度。渡船は1隻。桃オチでは30センチのグレ1匹と38センチのイサギ1匹。タキは25~28センチのグレ3匹と30センチ前後のアイゴ2匹。25センチ以下のグレも多かったが再放流した。
<兵庫・沼島>25日、北風が強かったせいか釣り人は4人。比較的風の当たらない岸ノ見のロープ下で徳島TFTの服部和彦さんが35~45センチのチヌ21匹と好釣果。ウキ下は4ヒロ前後で磯際を広く探り、サシ餌は市販の色付き加工沖アミが良かった。隣でサオを出した地元の人は40センチ前後のチヌ3匹。ほか、矢作や殿飛の3人も同型のチヌ3~4匹。
[波止]<香川・荘内半島>25日、生里漁港の突堤に出掛けたが、北寄りの風が強く先端部まで行けなかった。そのため、港内の岸壁から沖アミを餌にチヌを狙った小松島市の2人が40センチ前後を合わせて8匹。水深のあるポイントでウキ下は4~6ヒロだった。
[イカダ]<ウチノ海>25日、北寄りの風が強く時折雨も降り寒く感じる1日だったせいか、釣り人は少なかった。中央付近のヤカタでヌカと赤アミを混ぜた物をマキ餌に、小粒の沖アミをサシ餌に使い25~30センチのサヨリ18匹。(県釣連盟報道部)