J2徳島ヴォルティスは23日、鳴門ポカリスエットスタジアムでFC町田ゼルビアと対戦し、2-2で引き分け、5試合ぶりの白星は得られなかった。通算14勝11分け9敗で勝ち点は53で暫定5位。徳島のFW渡大生は2ゴールを挙げて今季19得点とし、得点ランクトップに並んだ。
徳島はMF清原が加入後初先発し、DFラインには出場停止明けの大﨑玲央、キムジョンピルが復帰した。町田のコンパクトな陣形を崩そうと、ボールを奪うと大きくサイドチェンジする展開を多用。右サイドの清原、左サイドのMF馬渡へボールを回したが、ゴール前に厚みを欠き、効果的な攻めに至らなかった。前半31分に、FW渡がシュートを放つもポストにはじかれ、逆に41分、町田にFKからGKのクリアミスをつかれて失点し、0-1で後半へ。
後半開始から清原、小西の両MFに代えて、J1仙台から加入の佐々木、前川を投入。攻撃的な選手を増やしたが、26分にカウンターから決められ2点を追う展開に。厳しい状況となったが、28分に左CKをFW山﨑が頭で後ろへ送り、渡が飛び込んで1点をかえすと、38分には馬渡のパスを受けた渡が左足でミドルシュートを決めて同点に追い付いた。その後も攻めたが、逆転はできなかった。
J2第34節 鳴門ポカリスエットスタジアム 観衆3941人
徳島 2-2 町田
0-1
2-1
(得点)徳島 渡=後半28分、38分
町田 増田 前半41分、鈴木 後半26分