徳島県教委は26日、高校運動部の育成・強化を目指し2019年度から導入する「NEO徳島トップスポーツ校強化事業」の指定校を24校45部とすることを決めた。来年2月ごろに開く評価委員会で本年度の実績を加味し、強化費助成と優秀な人材を集めるための推薦入試枠が得られる強化指定校と、入試枠のみ与えられる育成指定校に分ける。
19年度からの新たな指定校は≪別表≫の通り。現行の指定校20校36部より4校9部増えた。実績や支援態勢などを考慮し、団体競技は1校まで、個人は2校までとした。新体操、相撲、空手道、カヌー、アーチェリー、ボートの6競技を追加した一方、体操が指定から外れ、23競技になった。この日開かれた定例会で報告した。
NEO徳島トップスポーツ校強化事業は全国大会の上位入賞を目指し、現行制度を改善して成果主義を取り入れた。
毎年評価委員会を開き、過去の成績を基に強化校と育成校を入れ替える。22年度までの4年間は指定校の変更はない。