イルローザが開店したベーカリーカフェ「PenFork」=徳島市の万代中央埠頭

 洋菓子製造販売のイルローザ(徳島市)は、同市の万代中央埠頭(ふとう)にベーカリー併設のカフェをオープンした。ケーキやギフト用菓子などの販売に加え、顧客層の拡大を狙う。交流の場として地域のにぎわいづくりにも貢献する。

 埠頭の倉庫約260平方メートルを改装した。店名は「PenFork(ペンフォーク)」。洋生菓子を提供する既存の店舗内カフェスペースとは異なり、カフェは3種類のカレーなどの食事を中心に提供する。ベーカリーは、県産野菜を使ったフォカッチャや製菓技術を生かしたクリームパンなど常時約20種類を販売する。

 座席数は50席。客席同士の間を1~2メートル空け、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面は座席を1割程度減らす。

 ワークショップや会議などの開催を想定し、10人程度が使用できる別室も設置した。今後、農林水産物の生産者や料理人らを講師に招いて催しを開く。隣接する家具展示販売の店舗「タスウッド万代」と行き来できるようにし、タスウッド内に両店舗共有のキッズスペースも設けた。

 イルローザの岡田圭祐社長は「近隣の店舗をはじめ、地域活性化に取り組むNPO法人や子育てグループなどさまざまな相手と連携し、新たな交流が生まれる場所にしたい」と話している。