徳島県は7日、阿南市の90代無職女性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生した阿南市の通所介護施設を利用していた。施設関連の感染者は、利用者の家族を含め計10人となった。県内で感染が確認されたのは累計55人。

 県によると、女性は無症状。7月31日に通所介護施設を利用した。家族3人が濃厚接触者に当たるとしてPCR検査を実施する。

 施設関係感染者の濃厚接触者の検査結果も発表。36例目の90代女性の家族2人▽38例目の80代女性の家族3人、家族の友人1人▽39例目の30代女性生活相談員の家族3人、親戚2人▽40例目の30代女性介護士の家族1人▽52例目の70代男性の家族1人―の計13人が陰性だった。

 施設ではこれまでに利用者44人、職員10人の計54人が検査。利用者2人が感染した徳島市の老人ホームは利用者63人、職員12人の計75人が検査を受けた。県は必要な検査は終了したとしている。

 県内2カ所目のクラスターとなった徳島海上保安部(小松島市)の関係では、43例目の50代男性乗組員の濃厚接触者の家族2人が検査の結果、陰性だった。

 6日来県した厚生労働省のクラスター対策班は国立感染症研究所所属の疫学専門の医師と臨床検査技師の2人。7日にかけ、徳島、阿南両保健所などでクラスター発生状況を分析した。

 県はこのほか、6日に感染が明らかとなったJ2徳島ヴォルティスのMF藤原志龍選手(19)が、県内の感染症指定医療機関に入院したと明らかにした。濃厚接触者の家族4人と、クラブ関係者2人は検査の結果、陰性だった。クラブは他に関係者48人の検査を進めている。その結果も踏まえて関係者と協議し、8日のホーム長崎戦の開催の可否を判断する。

 51例目の20代自営業男性の家族4人、同僚2人、友人4人も陰性だった。