飯泉嘉門知事は7日の会見で、新型コロナウイルス感染者の入院病床を49床から67床に増やすと発表した。感染症指定4病院(徳島県立3病院と徳島大学病院)で用意していた病床が40床埋まったため、新たに2病院の18床を加えた。軽症・無症状者療養用の「東横イン徳島駅眉山口」(徳島市)も同日から患者の収容を始め、医療従事者の滞在用として新たにホテル2カ所を確保したと明らかにした。

 新たに陽性患者を受け入れる2病院は、県内の公立、公的病院(非公表)。動線を分けるなどの感染対策を施した上で、一般病床で患者を受け入れる。

 東横インはこれまで新型コロナ疑い患者に対応した医療従事者らが滞在していた。入院患者の急増を受けて7日、症状が安定している患者1人が病院から移った。看護師2人が常駐し、24時間体制でケアに当たる。今後も、医師がホテルでの療養が可能と判断した患者を随時収容する。

 医療従事者の滞在用には徳島、阿南両市のホテルを用意し、8日から利用を始める。施設名については「感染者を収容するわけではないので非公表」(知事)としている。全棟ではなくフロア単位で借り上げ、契約は10月末まで。費用は2施設合わせて約2600万円。

 知事は「病床確保を引き続き行い、万全の医療体制を確保したい」と話した。