徳島地裁

 女子高校生への暴行罪と、助けに入った50代男性への傷害罪に問われた徳島市、徳島県立中央病院事務局職員の男(35)の初公判が7日、徳島地裁であり、男は暴行罪について「(女子高校生から)先に暴行を受けて、やむなく行った」などと正当防衛を主張し、起訴事実の一部を否認した。どんな暴行を受けたかは、明らかにしなかった。男性への傷害罪に対する認否は黙秘した。

 男は、女子高校生の右腕と髪をつかんだと認めたが、正当防衛を主張。起訴事実のうち、髪を引っ張ったとする部分について「引っ張っていない」と否認した。

 女子高校生の悲鳴を聞いて駆け付けた男性に対する傷害罪は、「現時点での認否は黙秘する」と陳述した。男性への暴行について弁護人は、男が地面に倒れる前か後かを検察側が明確にするよう、裁判官に申し立てた。

 起訴状によると、男は6月2日午後10時5分ごろ、徳島市内の路上で県内の女子高校生(17)の右腕や髪をつかむなどの暴行を加え、約5分後には男性(59)の顔を拳で1回殴り、約7日間のけがを負わせたとしている。