映画「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」のパンフレットの表紙

 戦後75年の終戦の日を前に、住民を巻き込み国内最大の地上戦となった沖縄戦の実態を伝える映画「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」(1時間45分)の全国公開が、東京を皮切りに始まった。22都道府県で上映される。

 沖縄戦は1945年3月の米軍上陸で始まり、同6月まで組織的戦闘が続いた。日米双方で計20万人以上が死亡し、県民の4人に1人が犠牲になった。映画では戦禍をくぐり抜けた12人が、家族を失った体験などを証言。米軍の記録映像や専門家8人の解説も加えた。

 和歌山県出身で東京在住の太田隆文監督(58)が3年がかりで沖縄に通って製作した。