指定管理期間を延長する交流防災拠点施設アエルワ=阿波市市場町切幡

 徳島県阿波市は来年度から、同市市場町切幡の交流防災拠点施設アエルワを指定管理者に運営委託する期間を、現行の3年間から5年間に延ばす。初期投資を回収する負担を軽減することで、新規参入を容易にするのが狙い。今の指定管理者との契約が本年度末で満了するのに伴い、26日から次期指定管理の希望者を募る。

 市は2015年1月の施設オープン当初から指定管理制度を導入。公募の結果、公共施設の維持管理業務などを行う国際ライフパートナー(神戸市)を代表とする県内外4社の共同企業体「あわアートウインド」に委託した。

 食堂運営や多目的ホールの貸し出し業務、イベントの企画、清掃などの保守点検業務を担っており、指定期間は15年1月~18年3月末。指定管理料は年5千万円。

 運営条件には、施設職員の半数以上を市内在住者から雇用することや地産地消に努めることを定めている。

 市は延長の理由として、初期投資の負担を抑えて新規参入を促すほか▽県内主要ホールの指定期間は5年▽施設従業員の雇用が安定する▽長期的な視点で施設運営ができ、利用者と密接な信頼関係を築ける―などを挙げ、サービスの向上やコスト削減につなげるとしている。

 市ホームページで募集要項を公開している。応募書類の受け付け期間は26日~10月17日。問い合わせは企画総務課<電0883(36)8707>。

 アエルワは鉄筋コンクリート3階建て延べ4282平方メートル。県西部では最大規模の645席を備える多目的ホールをはじめ、食堂や交流スペースがあるほか、災害時は避難所になる。