徳島県は8日、徳島市の50代ホテル従業員男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染経路は調査中としている。このほか、30代女性の感染も明らかにした。県は女性の行動歴や濃厚接触者の有無を調べており、9日に詳細を公表する。県内での感染確認は累計57人となった。

 県によると、男性は1日に38度の発熱があった。一時解熱したものの、7日に38・5度の熱が出たため県内の医療機関を受診したところ、抗原検査で陽性が判明した。肺炎の症状があり県内の感染症指定医療機関に入院している。一時的に酸素吸入を受けていたが、現在は熱が下がり容体は安定しているという。

 勤務先の県内のホテルでは夜勤を担い、7月31日、8月1日、5日に出勤していた。通勤は自家用車。職場と自宅以外に長時間滞在した立ち寄り先はない。県は同居の家族2人を濃厚接触者とし、検査を行う。

 感染者の濃厚接触者の検査結果も発表した。詳細は«別表»の通りで、いずれも陰性だった。

 6日に来県した厚生労働省のクラスター対策班は、小松島市の徳島海上保安部と阿南市の通所介護施設で発生したクラスター発生状況の聞き取りなどを終えたため8日に徳島を離れた。