あると選手

 徳島大医学部生で、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)公認のプロゲーマーとして活動する、あると選手(25)=本名・大西将統(まさと)=が、サッカーゲーム「ウイニングイレブン」の公式世界大会で日本人として初めて優勝した。

 世界大会は2日、オンラインで行われた。欧州、アジア、アメリカ(南米、北米)の3地域から、PS4など3種のゲーム機ごとに3人ずつ計27人が参戦した。

 あると選手はアジア代表としてPS4部門(9人)に出場し、3組に分かれたグループリーグを突破。アメリカ代表との準決勝に勝ち、決勝では同じアジア代表との試合を制した。

 あると選手は2018年7月にJeSUからプロとして認定された。19年に大阪市のプロチームに加入。同年10月に茨城国体の一環として開かれた全国都道府県対抗eスポーツ選手権に徳島県代表の一員として出場した。

 その後はプロチームを脱退して学業に専念していたが、新型コロナウイルスの影響で大会の多くがオンライン開催になり移動の負担がなくなったため、一時的に復帰。アジア地域の大会などの予選を勝ち進み、日本人として唯一世界大会への出場権を得ていた。

 今回を区切りに活動を休止する。「徳島でのeスポーツの盛り上がりに励まされ、これまで良い環境で取り組んできた成果を出せた。また機会があれば復帰したい」と話している。