女子フルーレ団体・城ノ内対徳島文理 城ノ内の仁木(左)が積極的な攻めで優勝を決める=鳴門アミノバリューホール

三居

 徳島県高校総合体育大会代替大会は9日、フェンシングが行われ、団体は男女とも城ノ内が徳島文理を破って優勝した。

3年生3人、持ち味発揮 城ノ内女子

 女子団体フルーレの城ノ内は、3人の3年生がそれぞれの持ち味を発揮して徳島文理を圧倒。仁木主将は「3人でつかみ取った優勝。指導してくれた監督やOB、家族に恩返しができた」と喜びを語った。

 団体は1チーム3人ずつの総当たり戦で、先に5勝すれば勝利となる。初戦の長谷は相手に攻めさせてから不意を突く攻撃を見せ、順当勝ち。「強気で攻めた」という増金が、返し技も決めながら続く。2人の連勝で安心して臨めたという仁木は積極的な攻撃で勝利。第4戦の長谷、第5戦の仁木も安定した戦いで5連勝とした。

 相手の徳島文理は部発足2年目で3年生はいない。零封したとはいえ、技術の高さを体感した3人は、来年の県総体が激しい戦いになると予想する。しのぎを削ることになる後輩に対し、仁木は「勝利へのハングリー精神を忘れず、来年はインターハイ出場を果たしてほしい」とエールを送った。

個人も制し笑み 城ノ内男子・三居

 男子ではただ一人の3年生としてフルーレ団体に出場した城ノ内の三居。5勝1敗で徳島文理に勝って優勝したが、自ら喫した1敗を悔やんだ。「きょうはチームの後輩2人に助けられた。うれしさは半分」と控えめだった。

 初戦は攻撃ミスから1点を奪われながらも、5―1で貫禄を見せつけた。2戦目は2―5で逆転負けし、「相手とかみ合わなかった」と唇をかんだ。

 団体の悔しさをぶつけたフルーレ個人で頂点に立ち、ようやく笑みがこぼれた。最終日はエペ個人を控え、「力を全部出しきって優勝で締めくくる」と意気込んだ。