押谷祐樹

藤原志龍

 サッカーJ2の徳島ヴォルティスで新型コロナウイルスの新たな感染が明らかになった9日、岸田一宏社長は「相次いで選手の陽性反応が出てしまい、ファン・サポーターに申し訳なく思う」と述べた。次節以降も試合は予定通りできることになり、感染症対策や選手の精神面のサポートに注意を払いながら練習を続ける意向を示した。

 MF藤原志龍(19)に続き、感染が確認されたのはFW押谷祐樹(30)。クラブは8日の長崎戦終了後、選手らに伝えた。相次ぐ感染に不安そうな選手もいたことから、岸田社長は「練習や試合に集中できるようサポートしていく」と強調。押谷は「たくさんの方に迷惑を掛けて申し訳ない。一日も早く治してピッチで元気な姿を見せたい」とコメントした。

 2人を除く選手とスタッフ50人は、PCR検査で全員の陰性が確認された。クラブはこうした経緯をJリーグに報告。12日のアウェー町田戦以降の試合が認められた。今後、クラブハウスの消毒回数を増やし、選手らに感染防止の自覚を強く促していく。

 チームは長崎戦で快勝し、2位に浮上。昨年あと一歩で逃したJ1昇格に向け、サポーターの期待は高まっている。岸田社長は「選手とスタッフの健康を第一に考えながら、チームの好調を持続できるよう努めたい」と話した。