記者会見する飯泉嘉門知事=県庁

 徳島県とサッカーJ2徳島ヴォルティスは9日、FW押谷祐樹選手(30)=徳島市=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。チームの感染者は5日に確認されたMF藤原志龍選手(19)=北島町=に続いて2人目。県内での感染確認は累計58人となった。

 県などによると、押谷選手は6日にクラブ独自のPCR検査を受け、判定できなかったために7日に再検査を受けていた。同日まで屋外でのチーム練習に参加。8日に37・3度の発熱や頭痛の症状があった。9日に県内の入院受け入れ医療機関に入院した。練習と自宅以外に長時間滞在した立ち寄り先はない。県は同居家族3人を濃厚接触者とし、検査を行う。

 

 県はこのほか、8日に感染が確認された徳島市の30代女性が、これまでに2人の感染者が出ている徳島駅クレメントプラザ地下1階の「のもん徳島」の店員だったと公表した。7月23、24両日は17例目の50代女性店員と、23、24、27の各日は24例目の20代女性店員と一緒に出勤していた。勤務中はマスクを着用していた。店は29日から休業している。

 30日に保健製薬環境センターでPCR検査を受けて陰性だったが、8月4日にせきや頭痛、6日に37・5度の熱が出たため再検査した。濃厚接触者は同居の家族2人。県は感染経路について「同僚か、県外客から感染した可能性がある」としている。

 県はこれまでに明らかになった感染者の濃厚接触者の検査結果も発表。55例目の90代女性の家族3人、56例目の50代ホテル従業員男性の家族2人が陰性だった。