微信(ウィーチャット)のアカウント閉鎖を通知するメッセージ(共同)

 中国の習近平指導部が、11億人余りが利用する通信アプリ「微信(ウィーチャット)」を使った国民の統制を強化している。共産党・政府に不都合な投稿をすればアカウント閉鎖や当局による拘束などの「制裁」を加える。毛細血管のように張り巡らされた監視網を嫌がり、中国でも利用を避ける動きが出ている。

 習指導部は2017年にネットサービスの運用管理者に公安当局への協力や利用者の実名登録を義務付ける「インターネット安全法」を施行。当局の意向を受けた運用管理者側は、利用者の同意を得ずに個人情報にアクセスし、党・政府への批判などを確認すればアカウントを閉鎖している。(北京共同)