阿波踊りの足さばきや手の動きを披露した人形浄瑠璃の公演=徳島市の阿波十郎兵衛屋敷

 徳島市の阿波十郎兵衛屋敷で12日、人形浄瑠璃の特別公演が始まり、観光客を楽しませた。16日まで一日3回(16日のみ2回)上演する。

 午後3時からの公演では、徳島市の三味線グループ「阿波ぞめき渦の会」と青年座が「人形が踊る阿波おどり」を上演。ポルトガルの文人モラエスと、妻おヨネのめい・コハルの人形を使って阿波踊り独特の足さばきを披露し、訪れた50人が見入っていた。

 大阪府から来た団体臨時職員(57)は「阿波踊りがなく寂しいが、人形浄瑠璃を見られて楽しかった」。佐藤憲治館長(59)は「徳島には阿波踊り以外にも奥の深い文化がたくさんある。まだ気付いていない魅力を発見してほしい」と話した。