海洋プラスチック問題について考えるプログラムを企画した松本さん=徳島市内

 全国の高校生がチームを組み、海洋プラスチック問題の解決策を提案する研究活動「海洋プラ問題を解決するのは君だ!」が、30日に始まる。徳島文理高3年の松本杏奈さん(17)ら高校生が主体となって企画した。優れた提案をしたチームには国際会議で発表の機会が与えられる。松本さんは県内からの参加を呼び掛けている。

 幼いころから海辺に親しんだ松本さんは、ごみや生活排水による海洋汚染に危機感を抱いてきた。昨年参加した東京大の人材育成講座で、同じ問題意識を持つ都内の高校生と知り合ったことから企画が生まれ、今年3月、実行委員会を組織。協賛企業探しから、各分野の専門家への助言依頼まで自分たちでやり遂げ、開催にこぎ着けた。

 参加者はプラスチック製品の「代替手段」「回収・処理方法の最適化」「海洋環境への影響削減」の3テーマから一つを選択。今月30日にオンラインで開かれる初会合でチームを結成し、来年1月末まで研究を重ねる。2月上旬ごろ成果発表を行い、各テーマの最優秀チームが2月24、25両日に横浜市で開かれる「サステナブル・ブランド国際会議2021横浜」で発表する。

 参加申し込みはエントリーサイト<https://www.shinketsugolab.com/>から行い、その後返信される課題に回答して応募完了となる。締め切りは8月19日。松本さんは「徳島にいながら、世界を視野に入れた環境問題研究に参加できるチャンス。文系理系に関係なく、意欲に満ちた高校生に参加してほしい」と話している。