そごう連の先頭で踊る俳優の山口崇さん=1985年、紺屋町演舞場

板に付いた踊りで観客に笑顔を振りまく中村あずささん。1990年代のそごう連の顔として人気を呼んだ=95年、藍場浜演舞場

店名の描かれた高張りちょうちんを先頭に踊り込むそごう連=1984年、市役所前演舞場

6年ぶりに演舞場に戻ってきたそごう連。観客が温かい拍手で出迎えた=2006年、藍場浜演舞場

 阿波踊り連には有名連のほか、徳島県内外の企業でつくる「企業連」がある。従業員や家族、関係者が親睦や社のPRを兼ね、企業名の入ったそろいの浴衣で演舞場に踊り込む。

 8月いっぱいで閉店するそごう徳島店も、開店した翌年の1984年に「徳島そごう連」を立ち上げ初参加。総勢120人の大規模な連を送り込んだ。

 そごう連と聞いて年配の人が思い出すのは、店のイメージキャラクターを務めていた俳優の中村あずささんと山口崇さんだろう。連の顔として毎年のように参加し、欠かせない存在だった。

 会社が経営破綻した2000年から05年までは活動休止を余儀なくされたものの、06年に復活してからは再び演舞場を盛り上げた。

 「報恩謝徳」を掲げた営業も近く終える。新型コロナウイルスの影響で今年は阿波踊りが中止となり、そごう連も昨年が見納めとなった。