徳島県庁

 徳島県は13日、水稲を枯らす害虫「トビイロウンカ」が今月中旬以降に収穫するほ場で大量に発生する恐れがあるとして、県内全域に農作物病害虫発生予察注意報を出した。

 トビイロウンカは水稲の株元にすみ着き、栄養分を吸って枯れさせる。県病害虫防除所が11~13日に徳島、阿波、海陽など13市町のほ場37カ所を調べたところ、21カ所で発生を確認した。うち18カ所で羽が短く増殖力の高い種類がいた。

 高松地方気象台によると、今後1カ月、県内の気温は平年より高く、降水量は平年並みか少ない見通しで、トビイロウンカの増殖に適した気象条件が続く。防除所は「発生状況を早期に確認し、薬剤が株元に届くよう丁寧に散布してほしい」と呼び掛けている。