JR京橋駅近くにある慰霊碑前で手を合わせる男性=14日午前、大阪市都島区

 太平洋戦争が終わった1945年8月15日の前日に大阪市であった「京橋駅空襲」から75年となる14日、犠牲となった数百人の市民らを追悼する法要がJR京橋駅(大阪市都島区)南口近くの慰霊碑前で営まれ、遺族や市民らが手を合わせた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、例年用意する参列者席は設けず、焼香台を設置。毎年欠かさず来るという当時旧制中学1年だった大阪市城東区の谷本利雄さん(88)は「9月になっても火葬が続いていた。服の名札を切り取って2人ずつトタンに乗せられ焼かれる無数の遺体が忘れられない。二度とあんなことになってほしくない」と話した。